海外の喫煙事情
日本でもここ最近、タバコの禁煙治療対策などが多く取り上げられ、全面禁煙を目指す店舗も増えてきました。
また、東北、上越新幹線などJR東日本の新幹線と特急で全面禁煙が決定しました。
ですが、海外の取り組みに比べると、日本はまだまだ禁煙に対して甘いようです。
海外の先進国(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、スペイン、フランス、イタリア、オランダ、カナダ、
オーストラリア、など)の多くは、タバコの広告自体を全面的に禁止しています。
また、アジア諸国でもいくつかの国(タイ、マレーシアなど)でタバコに関しての広告を禁止しているよ
うです。
しかし広告禁止くらいで驚いてはいけません。
広告だけでなく、テレビやラジオでのタバコ広告や喫煙シーンまでも禁止している国もあるのです。
アメリカやカナダでは、テレビでの喫煙シーンを規制し、タイでは喫煙シーンの場面にモザイクをかけ
規制をしています。
また、ロシアでは、映画や演劇においての喫煙シーンを原則として禁止しています。
日本でもこれほどまでの規制が行われるのは、いつになるのでしょうか?
禁煙対策が進められている先進国では、広告・自動販売機の規制や喫煙空間の制限(禁煙・
分煙)、警告表示・注意表示の義務付けなどを強力に推進し、喫煙率が1年に1%の割合で
下がっているといわれています。
その反面、途上国では、先進国のたばこ産業が市場を求めて進出し、国内的にもたばこは換金
作物として栽培を奨励されています。こうした国々では、たばこの販売促進や大々的な宣伝によっ
て、喫煙率が1年に2%の割合で上昇しているとWHOでは報告しています。
遅ればせながら日本でも禁煙対策が進められ、喫煙率は年々下がってきていますが、依然として
発展途上
国並みの高い割合です。
それでは、ここで禁煙先進国を中心に海外の喫煙事情について調べてみたいと思います。
例えばオーストラリアでは・・・
オーストラリアは、日本に比べると喫煙に関してとても厳しい国です。
各州の条例によりレストラン、カフェの屋内は全面禁煙となっています。また、州によってはタバコの
吸殻を路上に捨てると、220ドル以上の罰金となります。
たばこのパッケージには、禁煙を訴えるさまざまなメッセージや、グロテスクな写真が印刷されており
政府はインパクトのあるTVコマーシャルを流しています。
政府の禁煙政策が功を奏し、オーストラリアの喫煙率は60年前の70%から現在は22%まで
低下しています。
今後はパブやカジノなどの飲酒施設でも喫煙が禁止されることが決まっています。
ちなみにたばこの値段はとても高いです。店によって値段が違うのが日本とは違うところですが、普
通の20本入りでだいたい10ドル位(約900円!)します。
そのため、うかつに道端でたばこを吸っていると「たばこあまってない?」とねだられるようです。
例えばイタリア・ノルウェー・アイルランド・ウルグアイでは・・・
飲食店が全面禁煙となっており、違反した者には高額な罰金が科せられます。
それほど受動喫煙は深刻な問題にも関わらず、日本国内はまだまだ遅れを感じます。
たまに日本に帰るとバンコクより日本のほうが随分遅れているなと思う事に出会いますが、その内
の一つは食事中の喫煙です。
タイではレストランと呼べる場所ではほぼ100%分煙がなされており非喫煙者がタバコの煙の中で
食事をすることはまず考えられませんが、日本のオフィス街での昼食時などどうみても喫煙者優先
と言える程灰皿が完備されています。